2012年2月4日土曜日

知足の倫理  「足るを知り」身の丈で生きることが幸福をつくる  武藤隆氏

法人スーパーバイザー 武藤隆氏
株式会社武富総合企画 代表取締役

バブル時代のこと
奥様から言われた一言「負けは負けなんだから腹をくくりなさい」この一言で救われたそうです。

素晴らしい詩を紹介いただきました。

『あたりまえ』  中村久子

こんなすばらしいことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを
お父さんがいる
お母さんがいる
手が二本あって  足が二本ある
行きたいところへ自分で歩いて行ける
手をのばせばなんでもとれる
音がきこえて声がでる
こんなしあわせはあるでしょうか
しかし、だれもそれをよろこばない
あたりまえだ、と笑ってすます
食事が食べられる
夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝がくる
空気をむねいっぱいにすえる
笑える、泣ける、叫ぶこともできる
走りまわれる
みんなあたりまえのこと
こんなすばらしいことを、みんなは決してよろこばない
そのありがたさを知っているのは、それを失くした人たちだけ
なぜでしょう
あたりまえ

中村久子氏
4歳のときに両手両足を失い、胴体と首だけでなんでもやり遂げた。
結婚もし、子どもも育て、自分の着物を自分の口で縫った。
七十歳で亡くなられたが、人のやること、人のできない事まで、なんでもやりぬいた人である。
その中村久子さんに、できないことがあった。
「手を合わす」ということだった。
だから強く生きぬいた久子さんでも、そのことでは泣かれたのである。

過ぎし日のいかなる罪の報いぞや合わすて掌のなき我ぞ悲しき

準備中

役員朝礼

武藤隆氏

「井戸を掘った人を忘れずに相模原も頑張ってほしい」とエールを頂きました!

本日は28社29名参加でした。

1 件のコメント:

  1. 素晴らしい詩ですね。当たり前にできる事の感謝を忘れ、些細なことに不平不満を言っている自分を恥ずかしく思いました。石井さん掲載ありがとうございました。

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