2010年6月12日土曜日

第1085回MS@相模原市

平成22年6月12日 午前6:30~
於:ホテルセンチュリー相模大野
参加者数:26社27名
講話者:
社団法人倫理研究所 法人局参事
松本 和子 氏
テーマ:常識を超える倫理

「常識を超える」倫理というと、とんでもないことを言っているように聞こえるが、「生活道」である倫理の中身が常識であることはいうまでもないだろう。最近では理屈が合わないと納得できない人が多いが、日頃倫理の実践や学びをしている中で、時に常識を超える事象が起こることがある。相模原市には5年ぶりの巡講だが、私が巡講や指導をしている中で「実際に見て来た常識を超える」話をさせていただきたい。

どうしても言うことを聞かない夫がいた。その夫が「常識に外れた」ことをしようとしている。どうすればよいか、と相談があった。そこで「正義でなくても良いので夫の味方になれ」と指導したら、『それはお安い事ですね』とその方は帰られていった。
すると、ずっと調子の優れなかった長男が『今日は胃の調子が良い』といい、長らく入院していた長女は入院していた病院で『(てんかんの発作の後に)過去は忘れて親孝行する』と看護師に話したという。

また、夫が悪い趣味にはまって困っている、という相談があった。そこで「好きなだけやらせてみたら」と話をした。帰った妻は、家にある全財産を換金して『好きなだけ(趣味の)麻雀をやってください』と夫に話したところ、それっきりピタッとやらなくなったという。

実践までいかなくても、本気の決心をするだけで変わった例もある。家で夫とギクシャクしていて、(家業の)売掛金も取れなくて困っている。イライラしている夫が“アダルトビデオを借りてこい”と嫌がらせをする。どうすれば良いか、との相談があった。「それなら、ビデオを借りてきたら」と指導した。『気は進まなかったが、それならば…と借りる覚悟をして会社に戻ったら、苦戦していた売掛金が回収できた』という報告があった。

今日お話ししたのは、限られた時間ゆえ、実際にあったことのほんの一例ですが、皆さまには、頭で納得する必要はなくて丸呑みすれば良い、ということを、こうした事実から再確認いただければと思う。

1 件のコメント:

  1. たくさんの奇跡の実例、びっくりしました。
    自分にも奇跡が起きるように一生懸命勉強しようと誓った一日でした。

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