2010年2月3日水曜日

第1067回MS@相模原市

本日は、講師は株式会社ニッコー代表取締役で神奈川県倫理法人会相談役(先々代県会長)の山﨑貞雄氏、テーマ「すべてこれがよい」でした。26社28名の方にお聞きいただきました。
豆腐屋の息子として生まれた山﨑さんは、豆腐組合長との出会いで親の仕事が喜ばれていたことを知ります。そうした中で19歳の若さにして農水省の機関であった(現在は独立行政法人)農業総合研究所に派遣され、研究開発に没頭しました。研究所勤務の傍ら通った学校を卒業するにあたって、研究所から紀文を就職先として紹介され、25歳の春に入社しました。
紀文でもよい出会いがありました。さまざまな試作品を試食する際に、どんなものでも「これは売れるよ」といってくれる上司がいたそうです。あるいは「失敗したって潰れはしないから思い切ってやれ」とも。こんな「すべてを受け容れた」言葉があったからこと、次はもっとよいものを作ろう…と「希望に燃えて」しゃにむに頑張れたそうで、その努力が「豆乳市場の確立」という形で結実したそうです。
39歳で独立してからも、あいさつや掃除を徹底することはもちろん、最初に気づいたことをすぐにやる、嫌なところこそ出かけていくなど、「そこまでするか」というところまで人を喜ばせることをぶれずにやり続けることで、厳しい競争を生き抜いてきたといいます。しかし、人は自分に甘くなりがちです。「他人に見てもらうことで磨かれる」ことに気づいた山﨑さんは、会社の朝礼を積極的に公開しています。若い素直な社員たちは、見学者の感想から新たな気づきを得て成長しているそうです。

※今回はカメラを忘れてしまい、画像無しです。申し訳ございません…

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